安田記念(2017)の有力馬3頭をピックアップ!

予想オッズでも記した通り、今年の安田記念は1番人気がイスラボニータ、2番人気がエアスピネル、3番人気がステファノスという予想をしました。

イスラボニータ

現在G1を3連勝中と波にのるルメール騎手が手綱を握るということで人気を集めそうなイスラボニータ。3歳時は皐月賞を制覇し、ダービーでは2着、天皇賞秋でも3着と大活躍。しかし、同年のセントライト記念を優勝してからは一向に勝てない競馬が続きます。

しかし昨年10月の富士Sからルメール騎手へ乗り替わると2着に入着し、セントライト記念ぶりに連対を果たします。以降、マイルチャンピオンシップ、阪神Cでも2着に入着し、3戦連続で2着と連続好走し、前走のマイラーズCでついに約2年半ぶりの重賞勝利を果たしました。

近走は復活してきた感があります。ただ、安定感はありますがキャラ的に勝ちきれない面があるので、アタマで予想するよりは軸向きの馬です。

エアスピネル

昨年のクラシック戦線では皐月賞、ダービーで4着、菊花賞で3着と善戦はしたもののタイトルは結局1つも獲れませんでした。主戦騎手の武豊騎手は「世代が違えば確実にタイトルを獲れていた」とコメントしていることからも、能力が高いのは確かです。

今年は京都金杯1着、東京新聞杯3着、マイラーズC2着とマイル重賞で馬券圏内は100%。イスラボニータ同様にこちらも勝ちきれない面がありますが、デビューから掲示板を外していないですし、安定感ならこちらの方がやや上でしょう。

距離は近3戦を考えても問題ありませんし、叩き2戦目の今回は状態面でも上積みが期待できそうです。こちらも軸向きの馬ですが、個人的には軸としての信頼度はエアスピネルの方が上かと思っております。

ステファノス

クラシックでは活躍できなかったステファノスですが、東京マイルのG3・富士Sを優勝した実績もあります。2000mを主戦場としてきており、1600mを走るのは富士Sぶりで約2年半ぶりとなります。久しぶりのマイル戦がどうなるかですが、富士Sの時も2200mから1600mへと大幅な距離短縮で好走しておりますし、東京コースは根幹距離なら連対率は100%と優秀です。

前走の大阪杯(2着)時の状態はかなり良く、メイチかそれに近い状態だったことからも、今回は買いづらい印象があります。間隔も少し空いているので、不安要素はやや多めです。

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