今年の安田記念に出走する香港馬は2頭。コンテントメントとビューティーオンリーです。
昨年の安田記念にも参戦したコンテントメントですが、昨年は最後方の12着。今年はモレイラ騎手とのコンビでリベンジを狙います。馬体も－21kgで状態面が芳しくなかった昨年は100%の能力を発揮することが出来ずに終わりましたが、今年はどうでしょうね。今年は二度目の来日ですし日本の馬場にもある程度対応してくるのではないでしょうか。
穴人気しそうですが、個人的にはもう一頭のビューティーオンリーの方が気になっております。昨年の香港マイルの勝馬で、日本馬のロゴタイプ（5着）、サトノアラジン（7着）、ネオリアリズム（9着）も挑戦していたレースなだけに記憶に強く残っております。
前走のチャンピオンズマイルではコンテントメントの2着に破れましたが、香港マイルの勝ちタイムは1:33.4なのに対し、前走のチャンピオンズマイルは1:35.3とスロー。序盤ハナをきってペースを作っていったコンテントメントは流石という感じでしたが、完全にペースに泣かされたレースでした。時計が速くなり追い比べになりやすい安田記念はビューティーオンリーの方に向きそうな気がします。
血統面でも魅力はあります。父のHoly Roman Emperorはディンヒル、ダンチヒのノーザンダンサー系。安田記念はサンデーサイレンス系✕ノーザンダンサー系の配合が活躍している印象があり、母系にミスプロ系も入っており、日本の軽い馬場にも対応できそうな気配がある。
過去10年の外国馬の成績は【0-1-1-19】と不振気味だが、このデータからも今年も香港馬は軽視されそうですし、前走の負けで人気も落としそうです。ただ、実力とのバランスを考えると魅力的な一頭だし、穴馬として選ぶなら個人的にはこちらのビューティーオンリーの方を選びたい。
