個人的にサインで馬券を選ぶことはないけれど、サイン読みしている方たちの話を聞いているとあらゆる方面の話題にアンテナを張っていて感心させられることが多々ある。
2014年の安田記念は開催日が6月8日、AKB37枚目のシングル選抜総選挙の開票日が前日の6月7日とあり、やたらとAKBの話題が繰り広げられていたのも記憶にあたらしい。
また、競馬漫画で同一枠番のゴール場面を見つけてみたり、はたまた安田記念のポスターに縦読みで「発見」の文字があるため「Discover」繋がりでNASAを表す母父(N)ノーザンテースト、母(A)エアデジャヴー、父(S)サンデーサイレンス、(A)のエアシェイディを「発見」してみたり、エアシェイディが馬券に全く絡んでくれなかったり。
サイン読みは奥が深い。
はじめサインの存在を聞いた時は短絡的でぐうたらな予想手法だと思ったものだが、サインは血統やデータなどよりもよっぽど奥が深い。
なにせ競馬のことだけ考えていては答えにたどり着けないのだ。
そして、これぞサインだと思える答えに辿り着いたとしても、結果が出るまで決して安心は出来ない。
人のサインを見るのはまだしも、サイン読みを研究しようとするのは予想を楽にするとは真逆の危険な手法であると痛感した。
私は地道ながら、データ等目に見えやすいものを信じようと思う。